普通の生活をする殺し屋さんに夢中
初めはオットに薦められてしぶしぶ読み始める、
ということがわりと多くて。
あ、漫画の話です。
この『ザ・ファブル』(「ヤングマガジン」連載)も、面白いから!と言われて、なんとなく見始めてみると。。。
こんなハマるかというくらい、ドハマりして一気見です(笑)
原作を読む前に、映画をテレビで見ていて(V6岡田くん主演ですね)あれはあれで面白かったけれど、
ホントはこんなイメージだったのね、という意外性もあり。
ざっくり言うと、
めちゃくちゃ腕のいい殺し屋「ファブル」(彼自身を表す言葉であったり、組織全体であったり?都市伝説的に名付けられた呼び名らしい)が、ボスの命令で1年間大阪で誰も殺さず普通の人として生活するように命じられたお話。
相棒の女の子と二人、“佐藤明”と“妹・洋子”として生活しようとするのだけれど、なんやかんやと事件に巻き込まれて、
普通の人としてはなかなか生きられなかったりもしながら。
どれでも、ちゃんと就職したり、友達ができたりしながら、
普通を楽しむ佐藤兄弟(仮)なんですが。
私の中で、特にツボなのが、この妹・洋子ちゃん。
映画では木村文乃さんが演じてましたが、この時は、
イマイチキャラ設定がよくわからないままだったんですが(;^_^A
原作を読んで、やたら男の人をベロベロに酔い潰す(徹底的なまでに!)ことに喜びを感じる子なんだということが、
ようやく理解できました(笑)
時にはバーの店主を巻き込んだ、男と女の駆け引きが
とにかく面白すぎて、ひーひー笑いすぎて
(「ペ・ダイヨチャ」…あぁ、このくだりぜひ読んでほしい!)
ドン引きされたり。
もちろん、洋子ちゃんの不思議な魅力もさることながら、
毎回主人公・佐藤明の強さやまっすぐさにほれぼれしつつ。
笑いつつ。
なんでやねんとつっこみつつ。
とにかくシリアスとシュールの間に巧みに差し込まれる
ほっこり感や押し寄せる笑いで、
あっという間に読み進めてしまうんです。
一気に21巻まで読んだところで、先月出たばかりの22巻で完結という噂を小耳にはさみ、なにーーーーー?!
こんなにハマったのにもう終わり~?と悲しんでいましたが、
今ググってみると、第1部が完結で、来年夏には第2部が始まるとのこと(嬉)こんな待ち遠しい作品、久々です( *´艸`)